前回に続き、今回も、現地に飛び、実際の物件の見学をするときのチェックポイントについて書いていきたいと思います。
5.現地見学する(続き)
現地で物件に到着し、建物の外観等をチェックしたら、続いて、建物の中に入ります。
入ったら、すぐ「くんくん」と、鼻を利かせてください。
あまり利用されていないリゾートマンションは、エントランスロビーがほぼ確実に「カビくさい」です。
この「カビくささチェック」は、物件の利用度を測る、かなり強力なツールです。(あとで出てきますが、部屋に入ったときにも有効です)。
もしエントランスロビーが、かすかに、程度ではなく「はっきりと」カビくさくて、エントランス周辺の空気がよどんでいるのが分かるような物件は、率直にいっておすすめできません。
もちろんロケーションや日照、シーズンなどにもよりますが、それなりに活発に利用されているマンションであれば、そこまでエントランスがカビくさくなることはないはずだからです。
売却の際も、いくら部屋をきれいにしても、エントランスに入った時点で敬遠されてしまうでしょう。
なお、エントランスがカビくさいのは問題だ、といっても、「温泉街のちょっとさびれた旅館」程度のカビくささであれば、あまり気にせずに目をつぶってしまってもいいと思います。
さすがにリゾートマンションは一般のマンションより人の出入りが少ないので、築20年以上ともなれば、一般の居住用マンションよりはそういった臭いがつきやすいと言えますから。
続きがあります・・・