2011年04月11日

「子育ての工夫」としてのABA入門 (13)

家庭の療育に活用するための、ABAの考えかた、使い方についてご紹介するシリーズ記事の第13回です。
今回は、ABAのなかでも「罰」というデリケートな問題について取り上げたいと思います。


2.「罰」について

今回のシリーズ記事では、問題行動を減らすために「消去」という方法を使っています。
「消去」というのは、それまで問題行動に与えられていた「ごほうび」を与えなくすることで、問題行動を徐々に減らしていくというABAのアプローチです。

これに対して、私たちは問題行動を減らすために、しばしば「罰」を使いがちです。
罰というのは叱ったり、痛みなどの嫌悪刺激を与えること、つまり、ごほうびとは逆の「嫌なこと」を与えることで、行動を減らしていこうというアプローチであって、もちろんABAの中でも「そういうやり方もある」ということで整理されています。

こちらの方法を記事の中で使わなかったのには、理由があります。
それは、「罰で行動を減らす」というアプローチにはさまざまな副作用、問題があり、ABAの世界でも「できるだけ使わない」ことが推奨されているからです。

続きがあります・・・


posted by そらパパ at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 理論・知見 | 更新情報をチェックする
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