2011年01月24日

冬花火を撮る



今日2回めのアップ。こちらは療育と関係ない、写真の話題です。

昨年の秋、デジタル一眼レフ(Sony α550)を買ったのですが、そもそも秋にデジタル一眼が欲しくなったのは、毎年冬に見に行っている河口湖の冬花火(夏の花火は混みすぎて娘が耐えられなくて行けないので)を、一度ちゃんと本格的に撮影してみたいなあ、と思ったからでした。

そして、いよいよ今年の冬花火が先々週の15日から始まったので、さっそく撮影にチャレンジしてみました。
そのときの写真は、妻のブログのエントリや、TwitPicに掲載したこちら(1, 2, 3, 4, 5)を参照ください。

ところで、このときの撮影で使ったのは、カメラを買ったときについてきたキットレンズ(18-55mm)と、追加で買った望遠レンズ、TAMRON A17(70-300mm)でした。


α550のキットレンズ(SAL1855)とTAMRON A17(望遠ズームレンズ)

最初にキットレンズで撮影を始めて、55mmだとちょっと寄りきれないので途中で望遠に切り替えたら、今度は望遠すぎてうまく花火を追えず、再度キットレンズに戻したら気づかないうちにフォーカスリングに触ってしまって(マニュアルフォーカスなので)全部ピンボケ、と、レンズ選びの部分でかなり失敗でした。

この経験で、我が家がいつも行く観覧ポイントから花火を撮影する(私にとっての)ベストな焦点距離は、(APS-Cサイズの場合で)およそ60~70mmくらいらしいということが分かりました。
そして残念なことに、私が持っている数少ないレンズで、この焦点距離がカバーできるものは1つもありませんでした(苦笑)。
せっかく花火を撮るためにデジタル一眼を買ったのに、まさにその花火を撮影するのに最適な焦点距離がなかったわけです。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 22:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

「子育ての工夫」としてのABA入門 (4)

さて、これまでのシリーズ記事で、ABAの一番重要なポイントは、私たちに「内面モデル」とは異なる人の行動の理解のしかた、働きかけのポイントを教えてくれるところにある、という話をしてきました。
専門家によるトレーニングではない、「家庭の療育」「工夫のある子育て」としてのABAでは、この「新しい考えかた、見方を意識して、少しだけ子育てのやり方を変える」というところこそが最も大切なんじゃないか、そう思っています。

ここからは、実際の子育ての場面で、「ABA的な見方、考えかた」がどんな風に活かされるのか、それはよくある「内面モデル」とはどんな風に違うのか、そういったことを考えながら、具体的なABAのテクニック的なこともその中に織り交ぜる形でご紹介していきたいと思います。

ここで例として、目の前で突然パニックを始めたお子さんがいると想定します。何とかしなければなりません。

ここで、「この子は何を考えているんだろう」というところから問題の解決を図ろうとするなら、これは完全に「内面モデル」の考えかたです
つまり、「いまこの子が考えていること=内面の動き」が、パニックという「行動」を引き起こしている、という構造を前提にものごとを考えていることになるからです。

では、「この子は何に困っているんだろう」あるいは「この子は何を伝えようとしているんだろう」ではどうでしょうか?
この視点は、そんなに悪くありません。ABA的思考法に慣れた後なら、こういう視点から問題を探っていっても迷うことは少ないでしょう。

でも、そうでない(まだABA的思考法に慣れていない)場合は、この問題設定もあまりよくありません。
なぜなら、このレベルだと、まだ簡単に内面モデルに移行してしまう可能性が残っているからです。
例えば、「何を困っているんだろう」「何を伝えたいんだろう」という問題設定は、「子どもが内面から発するメッセージを何とかして探ろう」という方向性に、簡単に変わってしまいがちです。そうすると「内面モデル」になってしまって、「目に見えないものを推測する」という困難なルートに乗ってしまいます。

では、ここで設定すべき「ABA的に適切な問題設定」とは、どんなものでしょうか?

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 理論・知見 | 更新情報をチェックする
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