一方で、新刊で出てくる自閉症関連の本が、いわゆる出版不況のせいもあってか少々不作気味で、強くおすすめできるような新刊のレビューができる機会が少なくなってきているという現状もあります。
そこで、これまでの「殿堂入りおすすめ本」について改めてまとめたうえで、当時のレビュー掲載から時間がたっているものについては若干私の評価が変わっているものもありますので、そのあたりも含めて「再レビュー」してみることにしました。
自閉症についての本をお探しの方は、本記事にて、現時点でのコンパクトで「俯瞰的な」レビューをお読みいただけるほか、書籍名のところに配した「レビュー記事」のリンクから、オリジナルのレビュー掲載時のレビュー記事もあわせてお読みいただけます。
1.自閉症全般についての入門書
<殿堂入りおすすめ本>
自閉症のすべてがわかる本(レビュー記事)
TEACCHという療育法を日本に導入した佐々木先生監修で、安定感のある自閉症入門書。
イラスト中心でページ数も抑えてあり、こういった本を初めて読む親御さんであっても、1日程度で難なく読むことができるでしょう。
続きがあります・・・