久しぶりに自作PCの話題を書いてみようと思います。
我が家では結婚後、私のPCは自作のデスクトップ、妻のPCは市販のノートPCという体制にしていたのですが、ノートPCは手ごろな価格のものは性能が低く、納得できる性能のものはデスクトップと比較して相当割高になる、ということから、去年からは妻のPCも自作デスクトップに切り替えました。
で、1台めに採用したのがAtom330を採用した
ベアボーンキットでした。これは非常に安定していて、処理速度が遅いのと映像出力がアナログVGAしかないことを除けばいいマシンでした。
現在、同じ系統のベアボーンの後継機が
登場しています。
ただ、安定はしているものの処理速度が気になってきたということで、今度は同じAtomでもIONの入ったものにしよう、ということで、2台めとして、
こちらのマザーボードを使ったキューブPCを自作しました。
ところが、こちらのPCは夏場に熱問題(IONのチップセットが80度を超えてしまう)が発生してケースファンを追加したり、CDのリッピングを何枚か続けると暴走したりととにかく不安定で、結局、数か月使ったところで、PCが起動しなくなってしまうという深刻な状態になってしまいました。
そこで、安定性を求めると性能が不足してしまい、性能を求めると熱問題が発生したり不安定になりがち、というジレンマを解決するため、それまで「邪魔にならない」ためにこだわっていたコンパクトなMini-ITXサイズを諦めて、1サイズ大きなMicro-ATXのサイズでPCを組みなおすことに決めました。
Micro-ATXなら私のPCと同じ規格なので余り物のパーツが多数流用でき、最小限の追加コストでかなり高性能のマシンが組めるのも魅力でした。
で、できあがった構成は以下のとおりです。

↑現在稼動中の、妻用の自作PC(サイドパネルを開けた状態)です。
続きがあります・・・