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2010年09月27日 [ Mon ]

そらまめ式絵カード療育法 (19)

5.スケジュールを教える(続き)

(2)ステップ1:1枚スケジュールで、直後におこるイベントを教える(続き)


スケジュール表導入を目指した、よりやさしい最初のステップ(ステップ1)として、直後のイベントだけを掲示するやり方について解説しています。

この「ステップ1」では、一度に1つの(直後に起こる)イベントだけを掲示すると書きましたが、実はこのステップでも複数の絵カードを導入することもできます
それは、複数のイベントを複数の絵カードで表現するのではなく、「直後に起こる1イベント」についての情報を、複数の絵カードで表現するというやり方です。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:37 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 実践プログラム

2010年09月20日 [ Mon ]

3た論法から療育リテラシーを考える(7)

インチキ療法にだまされないための基礎的な論理武装としての「療育リテラシー」について、「3た論法」という観点からまとめているシリーズ記事の、第7回にして(ようやく)最終回です。

「3た論法」とは、以下のような「理屈」で、ある療育法の有効性を主張する、誤った論理構成パターンのことを指します。

「ナントカ療育を試した・良くなった・ナントカ療法は効く!」

以下が、これまでご紹介した「3た論法」にまつわる問題点です。

(1)そもそも「3た論法」は、因果関係を示しているものではないこと、

(2)「脱落効果」によるサンプリングの偏りが、効果のない療育法を効果があるように見誤らせることがあること、

(3)有効性があるという「結果」は公表され、そうでない結果は公表されないことで効果が過大に評価される「発表バイアス」があること、

(4)悪い状態を「基準点」にすると、その後は自然に「より良くなる」可能性が高くなるという「平均への回帰」があること、

(5)発達の一方向性と離散性により、自然な発達にみられる「できるようになる」瞬間を、療育の効果と見誤りやすいこと、

(6)「効く」という先入観をもって観察すると、観察結果自体が歪んでしまうという「観察者バイアス」があること、

(7)「なんにでも効く」と言っておくことで、あらゆる「良くなった」ことを効能だと理屈づけてしまう「あとづけの効能選択」の問題。


今日ご紹介するのは、これまでご紹介した「本当は効果がないのに効果があったように見える」ものとは異なり、「実際に効果がある(しかし、その療法自体の効能=特異的効果とは呼べない)」ものです。

(8)プラセボ効果

この名前は有名ですね。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 20:18 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 理論・知見

2010年09月15日 [ Wed ]

「療育のマニュアル化」についてのTwitter議論

簡単にご報告です。

先日、Twitterにて、療育をマニュアル化するということはどういうことなのか、『現場での実践』とマニュアルの関係とはどんなものなのか、といった「療育のマニュアル化」についての議論が盛り上がりました。

その議論が以下にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

http://togetter.com/li/50171
発達障害・自閉症療育の「マニュアル化」について


「sora_papa」というIDで発言しているのが私です。

posted by そらパパ at 22:52 はてなブックマーク | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑記

2010年09月13日 [ Mon ]

シャンプーハット作戦

最近ちょっとネタ切れ気味なので(笑)、普段なら妻がブログで書くような娘との日々の療育の話題の1つを、少し整理して書いてみたいと思います。

娘は小さい頃から、お風呂で頭を洗うときにシャンプーハットをかぶらせていました。
そして、これを使わずに頭を洗えるようになることが、長いあいだ、私たちにとってのチャレンジの1つでした。

これが難しい理由は、娘には「シャワーの水が頭にかかっているとき(時にシャンプー成分が残っているとき)には、目を閉じるという習慣がなく、シャンプー中も目を開けており、たまにアクシデントでシャワーの水が目に入ると大パニック、ということが続いていたからです。

加えて、「目を閉じたままでいる」というのは、ことばが通じない娘に教えるのは非常に難しい「行動」です
「まばたきする」であれば、動作模倣ができるようになった娘には比較的簡単に教えることができるのですが、「目を閉じたままでいる」の場合、

・長い時間同じことを続ける行動である(長い行動を覚えるのは娘にはなかなか難しい)
・正しい行動をしている間、目が見えない(教える側のフィードバックが難しい。「よし」とか言うとその時点で目を開けてしまう)


といった難しさがあるので、なかなかうまく教えられません。(まあ、少しずつ目を閉じる時間を延ばしていくようなアプローチも可能だったのかもしれませんが、いずれにしても難しい指導になるということで、つい先送りしていた、という側面もあります。)

さらに、実際にシャワーを頭から浴びることは、娘にはかなり「怖い」ことのようで、シャワーで少しでも顔に水がかかろうものなら、立ち上がって狭いお風呂のなかを叫びながら逃げ回るような状態になってしまい、下手にトレーニングを強行すると、お風呂に入ること・頭を洗うこと自体を嫌いになってしまう危険性がありました。

ともあれ、そんな状態で解決の糸口がなかなか見つからず最近まできてしまっていたのですが、娘も小学生になり、できるだけ身体も自分で洗ってもらいたい(もちろん頭も)し、今後の学校の研修旅行などではできればシャンプーハットなど使わなくても済むようにしたい、ということで、何とかシャンプーハットを外して、直接シャワーを顔にかけられるようになるトレーニング方法を模索していました。

すると、チャンスは、ちょっと意外なところからやってきました。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 20:00 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 娘の話

2010年09月06日 [ Mon ]

拙著(幸せプロジェクト)の増刷決定&改めてご案内

先日、ぶどう社さんより連絡があり、拙著『自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト 〜お父さんもがんばる!「そらまめ式」自閉症療育』が増刷の運びとなったそうです。


自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト 〜お父さんもがんばる!「そらまめ式」自閉症療育
ぶどう社
2008年7月発行

今回の増刷で、おかげさまで拙著は第3刷となります。
皆さんの拙著へのご支持とご愛読に感謝いたします。本当にありがとうございます。

そんなわけで、今日はこの拙著について、本を書いてから丸2年ほど経過して、改めて感じていることについて書いてみたいと思います。

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↑先日ご紹介いただいた、拙著の「避けるべき療育法」のページ。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:41 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

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