2009年07月31日

テレビを消したら赤ちゃんがしゃべった!笑った!(立ち読みレビュー)

これまた「これはひどい」ですね。


テレビを消したら赤ちゃんがしゃべった!笑った!―音と光が言葉遅れの子をつくる
著:片岡 直樹
メタモル出版

第1章 新しいタイプの言葉遅れ―テレビがつくる後天的コミュニケーション不良
第2章 新しいタイプの言葉遅れの実際の症例と解説
第3章 脳の発達と成長のプロセス―3歳までに身につく能力とは
第4章 なぜテレビ・ビデオ視聴が悪いのか
第5章 正しい赤ちゃんの育て方
第6章 新しいタイプの言葉遅れの治し方

ブログ用の記事のストックはいくつかあるんですが、どれも割と本格的な「本記事」用のものばかりで、月曜以外に掲載しているような「サブ記事」用の軽いネタが切れてるなあ、と思って本屋に寄ってみたら、期待どおり(?)にネタを見つけてしまいました(笑)。

タイトルからもある程度想像されるとおり、この本は「自閉症についての本だ」と言ってしまってもいいくらい、自閉症関連の話題が中心になっています。
とはいえ、この本、いろいろな意味ですごい(もちろん悪い意味で)としか言いようがありません。

続きがあります・・・
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2009年07月27日

そらまめ式絵カード療育法 (7)

こちらのシリーズ記事、久しぶりに再開します!

4.要求のコミュニケーションを教える

(1)概要

ここからは、「そらまめ式」絵カード療育の実際のすすめかたについてまとめていきます。
なお、このシリーズ記事冒頭でも書きましたが、これはPECSではありません。やり方も違います。ABAやTEACCHなどの知見・技法を参考に、私自身のアイデアも盛り込んで個人的にまとめたものです。PECSについては、当シリーズ記事ではなく、こちらのサイトこちらの本などを参考にして下さいますよう、重ねてお願いします(その理由)。

さて、この「そらまめ式絵カード療育」では、絵カードを使って最初に教えるコミュニケーションとして、子どもの側からの要求の意思表示をとりあげます。
つまり、「○○がほしい」という要求を、「○○」の絵カードを相手に渡すことで表現することを教えるわけです。
ABAでは、さまざまなコミュニケーションのなかでも、このような「欲求の表現」がもっとも原初的なものだと考えており、だからこそ比較的教えやすいと考えられます。
また、「欲求がうまく表現できない(欲しいものが手に入らない)」ことが、かなりの部分、自閉症児のパニックの原因になっているということがありますので、絵カードを使ってうまく欲求を表現できるように導くことで、多くのケースで、自閉症児のパニックを軽減することが期待できるわけです。

加えて、コミュニケーションが弱いといわれる自閉症児の「コミュニケーションへの気づき、コミュニケーションの基礎力の養成」のためにも、子どもにとって一番わかりやすいであろう「要求の表現」を、自閉症児にとって使いやすいと考えられる「絵カード」を使って教えるというのは、意義があると言えるでしょう。

続きがあります・・・
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2009年07月23日

「哲学的クリティカル・シンキング」の本(クイックレビュー)

クリティカル・シンキング(以下「クリシン」と呼びます)については、以前もまんがをベースにしたユニークな本をご紹介し、また、自閉症療育において非常に重要な考えかただという話題を繰り返し書いていますが、最近、「哲学的クリシン」というジャンル?があることを知り、いくつかの本を読んでいます。

これまでご紹介してきたようなクリシンは、どちらかというと「心理学的クリシン」で、人の認知の誤りやすい傾向とか、だまされやすさといったことを踏まえたうえで、そういう誤った議論をしないためにはどうすればいいかということを考える、どちらかというと「現状修復型」のアプローチです。
それに対して「哲学的クリシン」は、論理的な議論とはどういうものか、何を疑い、何を信じるべきか、といった「そもそも論」から出発し、論理的・合理的な議論をどのように構築していけばいいかを考える、どちらかというと「ゼロから建て直し型」のアプローチになるわけです。

ここまで読んで、そんな「哲学的なこと」を考えても、日々の生活にも療育にも何の役にも立たないよ、と直感した方にこそ読んでいただきたいのが、哲学的クリシンの入門書であるこちらの本です。


哲学思考トレーニング
著:伊勢田 哲治
ちくま新書 (545)

第1章 上手に疑うための第一歩―日常会話のクリティカルシンキング
第2章 「科学」だってこわくない―科学と疑似科学のクリティカルシンキング
第3章 疑いの泥沼からどう抜け出すか―哲学的懐疑主義と文脈主義
第4章 「価値観の壁」をどう乗り越えるか―価値主張のクリティカルシンキング
第5章 みんなで考えあう技術―不確実性と合意のクリティカルシンキング

続きがあります・・・
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2009年07月22日

ついに3Dデジカメが登場です。

療育とはまったく関係ありませんが・・・

以前の記事でも書いていましたが、富士フィルムの3Dデジカメ、ようやく正式リリースがきましたね。

http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0305.html
世界初!高画質で自然な3D映像を簡単に撮影、専用メガネ不要で鑑賞できる!
3Dデジタル映像システム「FUJIFILM FinePix REAL 3D System」
3Dデジタルカメラ、3Dビューワー、3Dプリント 新発売

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090722_303863.html
富士フイルム、「FinePix REAL 3D」を正式発表


8月に発売予定だそうです。



思ったよりもシンプルで威圧感のないデザインになったのは好感度が高いし、視差(レンズ間の距離)が77mmと広めになったのは、デフォルメされた立体映像が好きな私としては、個人的に嬉しいですね。
一方、画角が35mm相当からでF値が3.7始まりというのをみると、これだけで全部済ませるのは厳しそうで、これを使うときは「普通のデジカメ」と2台持ちになってしまいそうだなあ、とは思います。

かなり興味深いのが背面の液晶で、常時立体映像を表示できるようになっていることです。
撮った写真を再生するときだけでなく、ライブビュー(撮影時に液晶画面にリアルタイムに映像を映すこと;要は液晶画面を見ながら撮影すること)時にも立体に映るということですから、実際に撮影しなくても、ライブビューを覗いているだけでも相当楽しそうですね。
もちろん、3D動画も簡単に撮影可能です。

値段が6万円前後というのは確かに高いとは思いますが、実質デジカメが丸ごと2台入っていてそれが高精度にシンクロするということ、そして何より「立体写真を撮るためだけに作られた世界初の(もしかすると唯一になるかもしれない(笑))デジカメ」だということを考えると、私的には十分「買い」です。
デジタル一眼レフを買わずに我慢してきた「つもり資金」で買います。(笑)

※ここからちょっと昔話。

思えば、初めて「立体写真」なるものに目覚めたのは、学研の5年か6年の「科学」でした。
付録でついてきた10枚ほどの立体写真と、それを見るための紙製のビューアーに魅せられて、高校生になるまでずっと持っていました。(大学に入って上京する過程でどこかになくなってしまいましたが)
その後も、ランダムドットステレオグラムをパソコンで自作したり、写ルンですの「立体写真アダプター」や海外から個人輸入したステレオカメラで立体写真を撮ったりしてきました。娘が生まれたばかりの頃の姿の「立体写真」も大量に写していたりします。


stereo.jpg
↑まだ手元にあるステレオカメラたち。右のカメラはかなり使い込みました。

そんなわけで、立体写真に目がない私は、この非常に珍しいデジカメ、購入する予定です。(既にAmazonで予約済みです)
続報が出たらコメント欄等でフォローしていきたいと思います。
posted by そらパパ at 22:35| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

初めていらした方へ

今日は連休中ということもあって、手抜きエントリです(・・・と書きながら、実は普段以上の労力がかかってます(笑))。

当ブログも解説してから3年半以上がたっていて、エントリ数も800を超えています。
これだけの記事があると、最新エントリを読むだけならともかく、特定の目的でエントリを探そうと思うと、ちょっと見通しが悪いのも事実だと思います。

そこで、当ブログに初めていらした方、あるいはいらしてから間がなく、まだ当ブログの全体像が見えてこないという方のために、ナビゲーションのためのエントリを書いてみることにしました

そういうエントリですので、今後もこのエントリは随時更新していくことになります。ご了承ください。

まずはFAQ(というより自己紹介ですね)から。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 21:56| Comment(34) | TrackBack(0) | そらまめ式 | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

はじめに読む自閉症の本(立ち読みレビュー)

悪くないです。お父さんの「通勤の友」にどうぞ。


はじめに読む自閉症の本
著:榊原 洋一
ナツメ社

第1章 自閉症の子どもとともに生きる
第2章 子どもの個性と向き合う
第3章 子どもの潜在能力を活かす
第4章 子どもの自立を支える
第5章 よりよい社会生活を送るために

発達障害に関連する著作を数多く出している榊原氏の書いた(まあ、この手の入門書は、実際には限りなく「監修」に近いのだと思いますが)、自閉症についての手堅い入門書です。
(今回「立ち読み」レビューになっているのは、内容が明確に初心者むけで、さすがに私が読んでも新たに得るものがなさそうだということと、後述の、同じ著者・同じ出版社の入門書を既に持っているというのが理由です。)

実は、同じ著者、同じ出版社で、「図解 よくわかる自閉症」という本が既に出ています。当然ながら、書いてある内容にはそれほど違いはありませんが、あえて違いを見つけるとするなら、

・今回の本のほうがより初心者向け
・今回の本には、具体的な療育テクニックなどはあまり書かれていない。あくまで紹介のみ
 ただし、ABA、TEACCH、絵カードという「現代の3大療育法」が網羅されていて、まとめ方はうまいです。
・こちらの本のほうがサイズが小さく軽い
・どちらもイラスト豊富だが、「図解」のほうは「イラスト中心」なのに対して、こちらは「文章中心」
・文章中心なので、ボリューム的にはむしろ「図解」よりもこちらのほうが多いかも
・社会とのかかわりについての記述が多めで、割と「中度~高機能以上の自閉症児むけ」の内容が多いイメージ


といったところでしょうか。

この中で、個人的には(ちょっと意外かもしれませんが)「サイズが小さく軽い」点を高く評価したいと思います。
本書のサイズは「四六版」と呼ばれる、新書より一回り大きい(単行本としては最小の)サイズ(19cm×13cm程度)で、手軽に携帯でき、片手で楽々と保持できる軽さです。
ですから、この本はカバンに入れておいて、通勤電車のなかで気軽に読むことができると思います。

私自身、読書の95%は通勤電車の移動中なので、あまり大きかったり重かったりする本は読むのが難しくなります。
なぜかこれまで、「自閉症についてのわかりやすい入門書」は、どれもサイズが巨大だったり、紙厚が厚手で重かったりで、家で読むのは良くても電車で読むのは難しいものが多かったのです。(新書の「発達障害の子どもたち」はいい本ですが、これは自閉症だけを話題にしているわけではないですし、知的な障害の軽い子どもの話題が中心です。)

そんな中、本書はタイトルどおり「はじめて読む入門書」として必要十分かつ信頼に足る内容が含まれていて、かつサイズ的に通勤電車で読みやすい本になっています
本書をとおして読めば、自閉症とはどんな障害で、子どもにどのように接したらいいか、各種支援はどのように受ければいいか、社会とのかかわりをどう作っていけばいいか、そういう重要な「全体の見通し」が、ひととおり、すっきり見えてくるようになると思います。

子どもが自閉症だと知り、自閉症について勉強しておきたいが、ふだん本を読む時間がない(でも通勤時間になら何とかなる)サラリーマンのお父さんが最初に手に取る本としては、なかなかいい条件を満たしているんじゃないかな、と思います。

※その他のブックレビューはこちら
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七生養護学校事件に関わった都議の当落結果

そういえばこの総括をやってませんでした。うちの家族も都民として投票に行きましたので、簡単にまとめておこうと思います。
2009年7月の都議会議員選挙での、かの「七生養護学校・性教育介入事件」にかかわる議員各位の当落結果です(ちなみに、事件の直後の2005年の選挙では、この方々は全員当選しているようです)。

田代 博嗣:落選(世田谷区:定数8、自民党、候補者11名中10位、得票率6.4%)
古賀 俊昭:当選(日野市 :定数2、自民党、候補者3名中2位、得票率30.8%)
土屋 敬之:当選(板橋区 :定数5、民主党、候補者6名中2位、得票率21.4%)


田代氏が落選しました。あとの2人は再選されています。

土屋氏は民主党旋風のなかでのワンツーフィニッシュ、古賀氏は定数2のところで自・民・共の3人が立候補という、自民党候補にとっては事実上の無風選挙(従来は共産党と議席を分け合っていたところですが)、田代氏は民主が直前に3人目を擁立し、泡沫候補もまったくいないという今回の都議選最大の激戦区での落選となっています。

まあ、何だかんだ言っても、中選挙区制での現職は安定だなあ、とは感じます。

参考記事・HP
 本当に悲しく怒りを禁じえない話題
 Wikipedia:七生養護学校事件
 「こころとからだの学習」裁判支援サイト
 都議選の結果(東京新聞ウェブ)
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2009年07月14日

サイドバーとブックレビューを更新しました。

「七田式」のシリーズ記事もひと段落したこともありますので、当ブログの左サイドバーにあるナビゲーション用のリンク一覧と、ブックレビューのページを更新しました。

これにより、今日時点までの過去のほとんどの記事に、これらのリンクから漏れなくアクセスできるようになっているはずです。ぜひご活用ください。

※ちなみに、ブックレビューは、各項目ごとに上にあるものほど新しくレビューしたものになります。
posted by そらパパ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

「自閉化」しないウェブ

経済学者でアルファブロガー(影響力の強いブログを書いている方)でもある池田信夫氏が、最近エントリーしたとある経済書についての書評のなかで、「自閉的」「自閉化」「autism」といった用語を使っていらっしゃいます。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/bdb98e74565fb22155e55aa31e07fb3e
「自閉化」するウェブ - 池田信夫 blog

池田氏は経済の専門家ということで、自閉症についてはそれほど詳しくないのだと思いますが、このエントリは全体的に「自閉」というキーワードの扱いがちょっと雑(いわゆる古めかしい「社会的引きこもり」に引きずられた概念で使っているように感じられます)で、自閉症という障害について多少誤解を広めてしまう書き方になっているな、と感じました。
ただ、その点についてはコメント欄他で既に批判も出ていますので、議論はそちらに譲ります。

それより見逃せないのは、「ウェブの情報を効率的に『フレーミング』すること=『自閉的』テクノロジー=ウェブの『自閉化』」といった言説からみると、このエントリ全体が「自閉症」という障害について根本的に誤解していると思われることです。

なぜなら、

続きがあります・・・
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2009年07月13日

「七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!」をあえて読み解く(6)


七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!
七田 眞
KKロングセラーズ

シリーズ記事の最終回です。
いよいよ最後の仕上げとして、七田式の本が語る「ストーリー」が、自閉症児の親御さんにとって「有益」なものになりうる可能性があるのかどうかについて考えていこうと思います(残っている分を1回分にしたら超長文になってしまいました)。

続きがあります・・・
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2009年07月08日

ササッとわかる「自閉症」の子どもの育て方(立ち読みレビュー)

今日は短文のレビューを3連投します。

こちらは、とにかくカンタンな自閉症入門書です。


ササッとわかる「自閉症」の子どもの育て方 (図解 大安心シリーズ)
著:山崎晃資
講談社

第1章 自閉症の子どもとはどのような子か
第2章 自閉症とはどのような障害か
第3章 自閉症の子どもに必要な治療とは?
第4章 家庭での育て方が子どもを変える

よくある、親御さん向けの自閉症「入門書」です。
ボリュームが非常に少ないのが特徴で、B6版で110ページしかないうえに、見開きで左ページは常に図表なので、実質50ページくらいしかありません。しかも文字がとても大きいので、本というよりは「小冊子」くらいに思ったほうがいいでしょう。イラストが多く文字が大きいこともあり、とても読みやすいのは評価できます。

内容的には、極めてオーソドックスなもので、療育などについても、「行動療法とかTEACCHというのがありますよ」といったことが書かれている程度で、具体的な内容はほとんどありません。
ただ、若干気になる記述もあり、例えば「自閉症が増えた原因は環境ホルモンや化学物質の増加も一因」とか、「絵カードよりもまずは言葉かけ(絵カードを否定しているわけではないようですが)」とか、「自閉症にもやはり精神療法が重要だ」といった辺りは、個人的には疑問を感じるところです

悪い本ではないかな、と思いますが、どちらかというと、自閉症の親でない親御さんとか、自閉症のことを「まったく知らない」人が初めて読むような内容なので、それよりも「先」に進んでいる人にとっては明らかに物足りない内容だと思います。

「できるだけすぐに読めて、とにかく簡単な」自閉症の本を求めている方にならすすめられるでしょう

※その他のブックレビューはこちら
posted by そらパパ at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

発達障害 境界に立つ若者たち(クイックレビュー)

読み物として読むにはいいのでは。


発達障害 境界に立つ若者たち
著:山下 成司
平凡社新書

第1部
 「はざまの子」のためのもうひとつの学校―A学院という学校があった
第2部
 見かけはごく普通なんだけど―「LD傾向」を持つタケシ君の場合
 わたし、KYなのかも―「アスペルガー症候群」を抱えるアイコさんの場合
 「普通」と「障害」のはざまで―「軽度知的発達障害」を抱えるナオコさんの場合
 どうしても普通免許が取れない―「学習遅進」を抱えるフクちゃんの場合
 読解力がないんだよね、わたし…―「ディスレクシア(難読症)」を抱えるユキエさんの場合
 障害をまるまる「個性」と受け止めて―「軽度知的発達障害」を抱えるテツヤ君の場合

こちらの本は、買って読みました。

続きがあります・・・
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天才脳は「発達障害」から生まれる(立ち読みレビュー)

どうしようもない感じですけど、一応ひとことだけ。


天才脳は「発達障害」から生まれる
著:正高 信男
PHP新書

CASE1 キレやすい信長
CASE2 かたづけられない北斎
CASE3 てんかんもちの熊楠
CASE4 野口英世の放蕩癖
CASE5 サバイバーとしての中内功

何がなんだかよく分からない本です。
昔の偉人がアスペルガーだった、発達障害だったといった本はけっこうたくさん出ていて、今さらな感じがしますが(個人的には、「特別なケース」を引き合いに出して「一般論」を語るのは、そもそも「不適切な議論」だと思っていますが)、この本はあまりにも構成が不思議すぎます。

「キレやすい」
「かたづけられない」
「てんかん」
「浪費癖」
「PTSD」

これが、ここで紹介されている5人の偉人の「障害ないし疾患だと思われるもの」だそうです。

・・・なんか、発達障害とは関係が薄かったり、まったくないものがたくさんあるような気がするのは、私だけでしょうか。
著者は、この本を書くのに何年もかけられたらしいですが、その前に、そもそも「発達障害とはなんなのか」を正しく理解されたほうがよかったのでは?と思わずにはいられません。


それと、最後にちょっと過激なことを書きます

続きがあります・・・
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2009年07月06日

「七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!」をあえて読み解く(5)


七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!
七田 眞
KKロングセラーズ

このシリーズ記事では、七田式の本が語る自閉症についての「ストーリー」を、科学的根拠の乏しさは一旦脇において、一種の「ファンタジー」として読み解いたうえで、その「ストーリー」が自閉症児とその親御さんにとって有益なものになりうるのかどうかについて考えています。

自閉症についての「ストーリー」というものが、大きく分けて「障害の原因」と「療育法・治療法」から構成されると考えると、前回の読み解きでは、そのうち「療育法・治療法」を先に取り上げてきたことになります。

本書が述べる自閉症療育の中心には、「神としての脳」がある、と考えることができるでしょう。

続きがあります・・・
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2009年07月02日

思わず笑った記事2つ&娘の話

このブログで取り上げている話題にも多少関係があって、読んだ瞬間に本気で笑った記事を2つ紹介します。(まあ、1つはほんとは笑ってられないんですが・・・)

1つめ。

http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=2789&reno=no&oya=2789&mode=msgview&list=new
母がある新興宗教にはまっていて正直、身内は困っています。


とある相談コーナーなのですが、内容がすごいです。

この記事の続きで中身を紹介しますが、先にリンク先で「面白さ」を噛みしめたほうが笑えると思います。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 21:47| Comment(7) | TrackBack(0) | 娘の話 | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

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花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。