2008年11月27日

ちょっと変わったデジカメの話題 (3)

月曜日以外の「息抜き記事」として書いているデジカメの話題の続きです。

これまでも書いているように、5年以上前の中古デジカメはおもちゃのような値段で売られていますが、その中には最新のデジカメに負けない、あるいはそれ以上の魅力を持っているものも隠れています(逆に、機能貧弱で最近のカメラ付携帯のほうがマシ、といったものももちろんたくさんありますが)。
お子さん用のカメラにしたり、乱暴に扱っても気にならないセカンドマシンとして興味をお持ちの方もいらっしゃるんじゃないかな、と勝手に想像して(笑)、古いコンパクトデジカメの「選びかた・買いかた」を2回に分けて書いてみたいと思います。

中古デジカメを買えるサイトはいくつかあります。

続きがあります・・・
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2008年11月24日

もしかして自閉症?(ブックレビュー)

一言で言うと、「おすすめできません」。



もしかして自閉症?
著:矢幡 洋
PHP新書

とても不思議な本です。
内容をものすごく大ざっぱにまとめると「ロヴァース法最高!家庭でも頑張れ!」という、ロヴァース法至上主義の本なのに、ロヴァース法が前提とするABA的な哲学的立場(徹底的行動主義)を採ることはなく、「内面的な発達プロセスを重視する発達的アプローチに最も共鳴している」とあるとおり、「内面をいろいろ考える(非行動主義的)立場」をとっているのです。

それより何より、この本には1つの致命的欠陥(だと私が考えること)があります。

それは、

続きがあります・・・
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2008年11月20日

「ことばどんどん あかちゃんえほん」Amazonの案内が改善されました。

「はじめての絵本のおすすめ」として以前からご紹介していてなかなか好評な、「ことばどんどん あかちゃんえほん」ですが、Amazonでは永らく、本の表紙の写真もないという状態が続いていました。

が、たまたま先日覗いてみると、なぜか今ごろになって表紙の写真がちゃんと掲載されるようになっていました。


ことばどんどん あかちゃんえほん
(1)たべもの (2)どうぶつ (3)のりもの (4)せいかつ
ひかりのくに


ちなみに、このシリーズの中の「(1)たべもの」は、我が家では超ロングセラーで、いまだに妻のかばんの中にはこの絵本が入っていて、外出先での娘の時間つぶしになっています(ようやく最近、食べ物以外に興味が向きはじめて、少し関心がなくなってきたようですが)。

いま改めてみても、とてもいい絵本だと思います。
詳細はレビュー記事に詳しいですので、よろしければご覧ください。(もう3年近く前の記事です(笑))
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ちょっと変わったデジカメの話題 (2)

月曜日以外の「息抜き記事」として書いているデジカメの話題です。
(ただ、内容はちょっとマニアックなので、カメラに興味のある方だけお読みください。)

気軽にいろいろいじれるコンパクトデジカメが欲しい、でも最新機種のなかには手ごろなのがない、ということで、古い機種にさかのぼって、価格.comのデジカメ詳細検索で調べてみることにしました。

そうしたところ、キャノンの「PowerShot S30」という機種がひっかかってきました。
これは2001年に発売されたデジカメで、RAW記録もマニュアルモードもついています。しかも、高感度の名機と現在でも評価の高い機種のようです(こんなベタ褒めの記事も見つけました)。
これは面白い、じゃあ中古をオークションで買ってみようか、と思って調べてみて、また驚きました。なんと、3000円そこそこで十分落札できるのです。デジカメはものすごい速さで進化しているので、わずか7年前のちゃんと動作する本格的なデジカメ(かつての定価9万円)が、おもちゃみたいな値段にまで暴落しているわけです。

これなら十分手が出るので、さっそく入手してみました。

s30.jpg
↑今回中古で入手した PowerShot S30です。

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2008年11月17日

不況と障害者雇用

気の重くなるニュースが出ていました。

自動車不況、障害者の雇用直撃 下請け受注大幅減
http://www.asahi.com/national/update/1117/TKY200811170001.html
2008年11月17日7時45分

(新聞社のニュースはすぐに消えるので、例によって全文引用します)
 自動車の売り上げ不振が、部品の下請け作業をしてきた作業所や就労支援施設など障害者の働き場所を直撃している。相次ぐ受注カットに「これほどの影響は初めて」の声もあがる。

 マツダ本社がある広島県。その山あいの安芸高田市で地元のNPOが運営する作業所「貴船ハウス」では、主に精神障害がある20~60代の約10人が働いている。約5年間、マツダの下請け業者から車のサスペンション周辺に使うゴム製部品の加工を受注してきたが、その数が10月28日以降、週に約5千個から約2千個にまで減った。
 その2日後、マツダは減産方針を発表。「生産調整が始まった。うちも在庫は抱えられんから仕事を持って来れんのよ」。下請け業者の担当者からそう言われた。
 マツダ関連の仕事が約4割を占める。施設長の新田義明さん(53)は「収入が減れば、ただでさえ低い工賃を減らさざるを得ず、運営にも深刻な影響がでてくる」。
 不安は、作業所の利用者にも広がる。発達障害の症状に悩む30代の女性は、60代の母親と暮らしながら自閉症の男児(5)を育てている。
 「働くだけではなく、ここは悩みから少し解放される場所。工賃がさらに減らされたり、最悪の場合、施設がなくなったりしないか不安です」

 トヨタの高級車向けスピーカー部品の検品、箱詰め作業を請け負っている就労支援施設「なでしこの里」(神戸市)。夏までは週約4千個あった受注が9月に1千個と落ち込み、10月半ばにゼロになった。作業ミスがあったのかと思ってメーカーに確かめると、「車が売れないから」と説明された。
 作業単価は1個4円。月6、7万円の売り上げがあった。平均工賃にして数人分が消えた。
 自動車部品の内職は売り上げ全体の約1割だが、障害者自立支援法の施行で補助金も減るなかで、受注減は痛手だ。11月に入って1千個の注文が入ったが先行きは見えない。
 施設を運営する社会福祉法人かがやき神戸の池山美代子副理事長は「経済情勢の変動がこれほど障害者雇用の現場を直撃するのを感じたのは初めて」と話している。(山内深紗子、清川卓史)

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2008年11月14日

殿堂入り書籍コーナーを更新しました。

先日ご紹介した「クリティカル進化(シンカー)論」を、予定どおり右サイドバーの「殿堂入りおすすめ本」に追加しました。

それと合わせて、「非療育系の殿堂入り本」の2冊、「障害者の経済学」と「心を生みだす脳のシステム」を、画像リンクからテキストリンクに変更しました。(あまり非療育系の本が大きなスペースを占めるのは好ましくない、と考えたからです。)

「殿堂入りおすすめ本」には、これまでに紹介・レビューした本のなかで、特におすすめの本を厳選して掲載しています。書籍選びの参考にしていただければ幸いです。
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ちょっと変わったデジカメの話題 (1)

療育の話題とは関係ありませんが、療育関連のブログを拝見すると、子どもの写真を熱心に撮っていらっしゃる方も多いように見受けられますので、定期更新日(月曜日)以外の日の「息抜き記事」として、ちょっとデジカメの話題を書いていこうかな、と思っています。

というのも実はここ最近、ちょっと変な?デジカメ熱で盛り上がっているからです。
それは、「古くてちょっと変わったコンパクトデジカメを物色すること」です。
(以下、かなりマニアックな文章になりますので、カメラにご興味のある方だけお読みいただければと思います。)

きっかけは、購入後すっかり気に入ってずっと使ってきたコダックのEasyShare V705(もはや幻のデジカメ。ヤフオクでプレミアついてます)で、たまに撮影後にSDカードへの書き込みに失敗するようになったことです。
それで、突然写せなくなると困るし、V705の画質にも多少不満もあるし、ということで、そんなに高くないデジカメを1台買ってみることにしました。
いろいろ検討した結果買ったのが、カシオのEXILIM EX-Z200です。


CASIO デジタルカメラ
EXILIM ZOOM Z200(EX-Z200)

選んだ理由は、

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2008年11月10日

クリティカル進化(シンカー)論(ブックレビュー)

療育に「科学の目」を取り入れたいと考えるすべての方に。


クリティカル進化(シンカー)論-「OL進化論」で学ぶ思考の技法
著:道田 泰司、宮元 博章
まんが:秋月 りす
北大路書房

はじめに
本書はこう読もう
序章 クリティカル思考とは
 「クリティカル」の意味
 クリティカル思考の定義
1章 推論の仕方は妥当か
 クリティカルに推論するやり方
 因果関係を検討する上での留意点
 前後論法のもつ罠
 間違った議論のいろいろ
2章 根拠としての「事実」は正しいか
 事実検討の基本的スタンス
 スキーマによる事実の歪み
 偏った事実を「事実」とする過ち
 「事実そういう人か」の検討
3章 クリティカルシンカーへの道
 クリティカルシンカーの特性
 クリティカルに生活しよう
終わりに
本書を読んだ人のための今後の読書案内
秋月りすから一言

「クリティカル・シンキング」ということばを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
直訳すると「批判的思考」ということですが、日本語の「批判」には否定的なニュアンスがあるので、多少意訳すれば「科学的論理思考」といったことになると思います。簡単にいえば、「事実に基づいた適切な推論によって、妥当な結論を導く思考のプロセス」のことです。

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2008年11月03日

家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46(ブックレビュー)

レビューが遅くなりました。とてもいい本です!



家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46―自閉症の子どものためのABA(応用行動分析)基本プログラム
編:井上 雅彦
学研ヒューマンケアブックス

はじめに
第1章 ABA「はじめの1歩」
 ABAって何ですか?
  応用行動分析(ABA)とは
 ABAをじょうずに進めるために
  1.ABAの原理を理解する
  2.子どもをうまくほめること
  3.効果的な指導にするために
 課題中の逸脱や問題行動への対処
  1.課題にのれないときは
  2.日常生活でのかんしゃくや問題行動への対応
第2章 家庭でできるABAプログラム
 対人的なかかわり行動の基礎
  身体遊び
  物の受け渡し
 生活スキル
  トイレ
  着替え
  手洗い
  洗面
  歯みがき
  入浴
  食事
  箸
  整理整とん・掃除
  調理
  買い物
  お手伝い
  金銭管理
  小遣い帳の管理
 コミュニケーションスキル
  模倣
  具体物の選択要求
  写真・絵カードでの要求
  家族や友だちの名前を言う
  御用学習場面を使った要求・報告
  はい・いいえの応答
  質問に対する応答
  書き置きメモ
  気持ちの理解と表出
 ゲームで学ぶ社会性
  ゲームで学ぶルール理解
  じゃんけんと勝敗理解
  すごろく
  学校ごっこ
 運動スキル
  ジャンプ、バランス・ボード
  サーキット学習
  キャッチボール
  なわとび
  はさみ
 認知/学習スキル
  分類
  カテゴリー分類
  マッチング
  相対概念
  なぐり書き
  なぞり書き
  写し書き
  アナグラム(単語の構成)
  単語とひらがなの読み
  数唱・カウンティング
  数の抽出、数え方、序数
  お金のカウンティング
あとがきに代えて
参考文献

この本、発売されてすぐにAmazonに注文したのですが、なぜか2週間くらい届かず、ようやくレビューできるようになりました。(恐らく、注文が最初の在庫分に間に合わなかったからでしょう。先ほど見たところ、普通に「在庫あり」になっていましたから、今は問題なく買えると思われます)

井上先生といえば、以前レビューした「自閉症支援-はじめて担任する先生と親のための特別支援教育」の著者であり、また少し古い本でいえば「自閉症へのABA入門―親と教師のためのガイド」の監訳をされた、家庭や学校に根付いたABAを推進されている方ですが、今回の本は、まさにそんな井上先生の考える「家庭のABA療育」がうまくまとまった、これまでにない「療育のマニュアル」になっていると思います。

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posted by そらパパ at 22:28| Comment(7) | TrackBack(1) | 実践プログラム | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

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自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。