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2006年07月31日 [ Mon ]

A Picture's Worth日本語版買えました。

なんか、今日になっていくつかのオンライン書店で「在庫あり」になっていて、さらに一部の書店では「7月31日発売」と表示が変わっているところもあったので、これはもしやと思って会社のそばの本屋を覗いたのですが、見つかりませんでした。
そこで、会社の帰りに改めて大手書店を何か所か回ってみたら、見つかりました。

PECS本日本語版・原典
↑右が今回購入した日本語版、左が4〜5回は読んだ原本です。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:39 はてなブックマーク | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑記

2006年07月30日 [ Sun ]

ブログランキングに参加しています。

リンクをクリックしなくてもいいブログランキングがあることを知ったので、参加してみることにしました。

http://blogranking.net/blogs/19418
ブログランキング・ドット・ネット

よくあるブログランキングは、ブログを見ることではなく、ブログに掲載したリンクボタンなどがクリックされた回数をランキングする仕組みですが、個人的には「それって本当のランキングではないのでは?」という気がしていました。

ブログランキング・ドット・ネットは、リンクボタンのクリックはまったく必要なく、ブログへのアクセス数とエントリの更新頻度だけが評価の対象となるようですので、それならいいかな、ということで参加してみることにしました。

現在のところ、「育児/生活・文化」という一番下のカテゴリの中ではまずまず健闘しているようです。(全体からみると1000位とかその辺りですが(^^;))

posted by そらパパ at 22:04 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記

他人の心を知るということ(ブックレビュー)

韓国出張で読んだ本の3冊め。



他人の心を知るということ
金沢 創
角川Oneテーマ21 (新書)

第1章 おしゃべりでやりとりしているもの
 雑談
 言葉は意味を伝えているか ほか
第2章 言葉でない言葉
 言葉でないもの
 「バカ」 ほか
第3章 他人の心
 言葉によらない意図的なコミュニケーション
 認知環境 ほか
第4章 言葉の力
 言葉の役割
 「私は修理してとはひとことも言っていないわ」 ほか

あまり期待しないで読んだのですが、意外と面白かったです。

本書は、「コミュニケーション論」の入門書ということになっています。
本書を最も特徴づけているのは、「コミュニケーションとは言葉による情報の伝達ではない」ということが非常に強調された内容になっていることで、いわゆる言葉以外のコミュニケーション(ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション)が果たす役割、そしてコミュニケーションによって真に『交わされている』ことは何なのかといった問題が、興味深く語られています。

そしてもちろんそれは、自閉症児へのコミュニケーション療育を、パターン化された会話の訓練から、真に「心が通う」ものに変えていくための大きなヒントになると思います。

いま、簡単に「心が通う」と書きましたが、会話で「心が通っている」と感じたり信じたりできるというのは、考えてみるととても不思議なことですね。本書が扱っているテーマも、まさにこの辺りです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 08:44 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 理論・知見

2006年07月29日 [ Sat ]

大ニュース!(A Picture's Worth日本語化)

PECSの入門書、「A Picture's Worth」がついに日本語化されるそうです。
(さと母さんから情報をいただきました。)

 Pworth.gif

自閉症児と絵カードでコミュニケーション −PECSとAAC−
著:アンディ・ボンディ ロリ・フロスト
訳:園山繁樹
二瓶社
2,100円(税込み)
発行 2006年7月28日→遅れて8月上旬

(出版社による紹介文)
自閉症をはじめとした、話し言葉によるコミュニケーションに重度の困難のある子どもや大人の人に対する拡大・代替コミュニケーションシステム(AAC)が、わが国でもその重要度を増しています。本書では、絵カードを使ったPECSトレーニングとその展開の仕方が、わかりやすく解説されています。子どもが絵カードを使ってコミュニケーションができるようになることだけでなく、子どもの生活の変化がどのように起きていったかを説明しています。



今のところ、少し発行が遅れているのか、どこのオンライン書店でも売っていません。
(さるところの情報では、発行が遅れて8月上旬になったそうです)

↓楽天ブックスでは既に扱っているようです。
自閉症児と絵カードでコミュニケーション

訳者の園山先生は、「行動変容法入門」の訳でもおなじみの、日本の代表的な行動分析学の研究者の1人です。

これは楽しみですね。もしかすると自閉症児の最初期の(2歳とか3歳の頃の)コミュニケーション療育に革命が起きるかもしれません。
これは大げさな話ではなくて、こういう本が気軽に入手できるようになれば、まだ確定診断をもらっていないお子さんや、診断はもらっても適切な療育メニューが用意されないお子さんにも、家庭で極めて有効なコミュニケーションの療育がすぐにできるようになると考えられるからです。

私も、見つけ次第すぐに入手して、改めて日本語で読んでみたいと思います。

posted by そらパパ at 09:04 はてなブックマーク | コメント(4) | トラックバック(1) | 雑記

2006年07月28日 [ Fri ]

PECS特別講義(3)−続・PECSとロヴァース式の違い

※今回のシリーズ記事は、先日受講したPECS特別講義の内容を、私なりに解釈・再構成して書いているものです。誤解している部分もあるかもしれませんし、講義で触れられなかった内容を私が勝手に追加している部分もあります。内容についての文責はすべて私にあります。

ボンディ先生の特別講義の中で、PECSと「これまでの(ABAによる)コミュニケーション療育法」の違いが、チャートによって非常に鮮やかな形で示されました。

(以下のチャートは、前回の記事から、個別のステップの解説を除いたものです。)

1.PECSの場合
@マンド/タクト
Aマンド
Bイントラバーバル/マンド
Cイントラバーバル/タクト
Dタクト


2.これまでのコミュニケーション療育の場合
@先習行動
Aエコーイック
Bイントラバーバル/エコーイック/タクト
Cイントラバーバル/タクト
Dタクト
Eイントラバーバル/エコーイック/マンド/タクト
Fイントラバーバル/マンド/タクト
Gマンド/タクト
Hマンド


両者を比較すると、PECSのほうがはるかにシンプルかつ効率的で、子どもにとって重要な「マンド(要求表現)」が最初に身につくという点でも優れていることが分かります。
これは、音声言語にこだわらず、絵カードを使うという「パラダイムチェンジ」によって初めて得られるメリットです。(参考記事

そして、この2つのカリキュラムを比較すると、もう1点とても重要なポイントがあります。ボンディ先生も、むしろこちらの方を強調していました。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:33 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 理論・知見

2006年07月27日 [ Thu ]

夏祭りの写真

もう1つ、肩の力を抜いた娘の話を。

これも妻のブログで紹介されていましたが、先日、近所の(恐らく将来通うことになる)養護学校の夏祭りに顔を出してきました。

そのときの写真を2枚ほどご紹介したいと思います。


↑せっかくの祭りなので、甚平を着せました。
 この写真では、写真を撮るために一人で歩かせてみましたが、実際にはほとんどの時間は、大勢の人を怖がって母親にしがみついていました。


↑これは妻のブログと元の写真は同じです。
 ローラー滑り台のようなものの上を、カートのようなそりに乗って滑り降りる遊びです。最初は怖がっていましたが、後半は自分から乗りに行っていました。

posted by そらパパ at 22:49 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 娘の話

リフォームしました。

夏のボーナスを使って、ちょっとしたリフォームをしました。

いくつかやってもらった中で、娘の療育に関連するものが2つありました。

1つは、キッチンへの間仕切りの追加です。
妻のブログでも少し触れられていましたが、我が家は普段娘のいるリビングからキッチンまで一続きなので、そのままだとキッチンに簡単に入れてしまう構造になっていました。

それでは危険だということで、↓の超ロングベビーフェンスを張って侵入を防いでいたわけですが、



今度は大人のほうが、キッチンとの行き来に常に高さ65cmのフェンスをまたがなければならなくなりました
このまま長く使いつづけていたらいつか必ず転んで大怪我をするという心配があったので、思い切って間仕切りをつけることにしたわけです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:40 はてなブックマーク | コメント(4) | トラックバック(0) | 娘の話

2006年07月26日 [ Wed ]

PECS特別講義(2)−PECSとロヴァース式の違い

※今回のシリーズ記事は、先日受講したPECS特別講義の内容を、私なりに解釈・再構成して書いているものです。誤解している部分もあるかもしれませんし、講義で触れられなかった内容を私が勝手に追加している部分もあります。内容についての文責はすべて私にあります。

アンディ・ボンディ先生の話は、ここから急に(私にとって)面白くなります。

これまでの整理をふまえて、実際の自閉症児向けのコミュニケーション療育プログラムが、これらの言語行動をどのように組み合わせたカリキュラムになっているのかを、PECSの場合と「これまでのコミュニケーション療育法」の場合で比べてみるのです。

「これまでの・・・」というのは、講義の中でははっきりとは明言されていませんが、後の具体例をみるとモロにロヴァース式の早期集中介入型の療育プログラムが比較されていることが分かります。

これ、実際に見比べると本当に面白いですし、私がこれまでに漠然と指摘していた「ロヴァース式のコミュニケーション療育が非常に非効率的であること」を、くっきりと理論的に浮かび上がらせていて非常に興味深いです。

(なお、ボンディ先生は講義の場で「これまでの方法」がだめだ、という意味ではなく、違いを比較しているだけだ、と強調していたことを付記しておきます。)

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:28 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 理論・知見

2006年07月25日 [ Tue ]

PECS特別講義(1)−「言語行動」とはなにか

※今回のシリーズ記事は、先日受講したPECS特別講義の内容を、私なりに解釈・再構成して書いているものです。誤解している部分もあるかもしれませんし、講義で触れられなかった内容を私が勝手に追加している部分もあります。内容についての文責はすべて私にあります。

今回から何回かに分けて、先日受講したアンディ・ボンディ先生のPECS特別講義から、私なりに学んだことのエッセンスをまとめていきたいと思います。

特別講義の中で、実際にPECSの療育を進めていくにあたって非常に参考になると感じた内容が2つありました。

さっそくその内容を書いていきたいと思うのですが、その前にどうしても、今回の講義の中心になった「言語行動」について書かなければなりません。

「言語行動」(Verbal Behavior)というのは、ABAの元祖といわれるスキナーが1957年に出した同名の本で提案した、コミュニケーションの分類のことです。スキナーはこの中で、それぞれの言語行動がどのような行動随伴性によって維持・強化されているのかについて考察しています。

私は以前この本に批判的に触れたことがあるのですが、それはこの本をヒトのことばの発達モデルとして扱うという態度に対してのものであって、現に表出されているコミュニケーションの分析としては明快さという価値があると思っています。
今回のボンディ先生の「言語行動」に対する態度も、PECSでの療育の「枠組み」を「言語行動」の考え方ですっきり整理しようというものであり、「言語行動」からいきなり発達モデルが出てくるという考えではなかったと理解しています。

・・・ともあれ、今回の記事では、さまざまな「言語行動」の簡単な定義を整理するところから始めたいと思います。
多少退屈かもしれませんが、次回以降の記事のために、どうかお付き合いください。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 23:01 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 理論・知見

ネットで手に入る行動療法入門書

PECSとも多少のつながりのある?行動療法がらみの話題をもう1件。

今回のPECSマニュアル日本語版を翻訳された、門 眞一郎先生のウェブページにおいて、本格的なABA入門書が自由にダウンロードできるようになっています。

http://www.eonet.ne.jp/~skado/book1/book1.htm
ページの下のほう、「第5章 他褌書」の、なぜか「子どもの虐待関連」のリンクのところにあります。

子どもと親

子どもと親−あなたならどうしますか?こんな行動  インターネット版
著:パーマン・パイン、ロイ・ハワース
訳:門 眞一郎、杉原 康子

1章 本書の内容について
2章 学習ということ
3章 いつどのように報酬を使うか
4章 子どもの行動をどう言い表すか
5章 観察したことを書きとめる
6章 罰は必要か
7章 新しい行動を学習する
8章 取り決めをする
9章 組み合わせてプログラムを作る
10章 家庭と学校の連携
付録1 プログラムの例
  I.部屋のかたづけを教える
  II.ぐずぐずすることを減らす
  III.子どもに宿題をさせる
付録2 記録用紙

これ、無料で手に入るのが信じられない、充実した本ですね。
もともとは、1990年に出版されて定価約2,000円で販売されていた本のようです。(参考リンク

内容は、一般的な家庭における「子どものしつけ」を、応用行動分析(ABA)の観点からやさしく解説したものです。
日本語版出版から15年以上、原著出版からは30年ほどたっている本ですが、内容的にはほとんど古さを感じることはなく、それどころか、親御さん向けのABA入門書としてはトップクラスの充実度を誇っていると言えるでしょう。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 00:01 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 理論・知見

2006年07月24日 [ Mon ]

PECSマニュアルが買えるようになったようです

先日、別の記事でのコメントで話題にもなっていたので、情報として書きたいと思います。
(もし都合が悪いようでしたら、ご連絡いただければ削除します>関連各位)

これも、先日のアンディ・ボンディ先生の特別講義の席で知ったことなのですが、PECSマニュアルの日本語版がようやく一般にも手に入るようになったとのことです。

http://npo.autism-soreiyu.com/
こちらの、NPO法人それいゆさんの出版部が扱っています。(情報ページ

書店での取り寄せはできないそうなので、それいゆさんの「問い合わせ先」に、「PECS日本語マニュアル希望」ということでメールでお問い合わせください。折り返し代金の入金方法などを教えてくださいます。
価格は現在9800円です。

私もさっそく入手しました。





本書の内容については近々レビューしたいと思いますが、ざっと見た印象では、「A Picture's Worth」に書かれている内容がより丁寧に説明されているのに加え、アンディ・ボンディ先生の考える自閉症療育の理念や、行動療法(ABA)の解説などが加わっている、という感じでしょうか。

本書の値段を高いと感じる方も少なくないと思いますが、「A Picture's Worth」を英文で読んで、PECSの日本語化を強く願っていた私としては、関係各位を応援する意味でも買いたいと思っていましたし、恐らく現時点ではある程度採算を度外視して発行にこぎつけた本なのではないかと思われます。

内容的にも、値段分以上の価値は間違いなくあると確信しています。
私の知る限り、まったくことばがないような重度の自閉症児に対して、自発的なコミュニケーションをスムーズに教えることができる体系的な療育法はPECSしか見当たりませんし、本書は日本語で読める本格的なPECSの書籍としては現時点で唯一の存在です。(英文で読むなら「A Picture's Worth」もありますが)

本格的なABA(応用行動分析)に基づく療育法でありながら、家庭でも容易に実践でき、短期で一定の成果が期待できて挫折しにくいのも、「家庭の療育」という観点からは大きな魅力だといえます。

PECS、あるいは自閉症児の行動療法にご興味のある方は、本書の購入を検討してはいかがでしょうか?

posted by そらパパ at 21:39 はてなブックマーク | コメント(8) | トラックバック(0) | 実践プログラム

2006年07月23日 [ Sun ]

「一日でおむつがはずせる」お譲りします

再々入荷です。(古本屋めぐりをしていると、たまに見つかります)

omutsuga.jpg
一日でおむつがはずせる
著:N.H.アズリン,R.M.フォックス
角川(主婦の友)
定価:最終840円(廃刊)
Amazon参考リンク

一般のお子さん向けの、ABAに基づくトイレトレーニングの本です。
とはいえ、「自閉症を克服する―行動分析で子どもの人生が変わる」のトイレトレーニングのパートで、この本の内容がほとんどそのまま引用されているのをみても分かるとおり、自閉症児に対しても十分に応用可能な方法となっています(何しろ、ABAですからね!)。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 16:16 はてなブックマーク | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記

デザイン変更しました。

以前告知させていただいたとおり、本日より、ブログのデザインを両サイドバー形式のものに変更しました。

これは、サイドバーに表示すべき情報が激増したため、だんだん表示しきれなくなってきたことが最大の理由です。
両サイドバー形式にしたことで、表示できる情報量が増えましたので、多少レイアウトに余裕を持たせることができるようになりました。

ただし、この変更により、推奨画面サイズは800×600以上から1024×768以上となりました。
また、ブログの内容をA4縦で印刷すると、右端が切れてしまいます。(A4横ならOKです。また、左右の余白を1cm程度まで縮めると、A4縦でも何とか記事の右端が切れることなく印刷できるはずですので、お試しください。)

新デザインについて何かご意見等ありましたら、この記事へのコメントかメールにてご連絡ください。

posted by そらパパ at 16:14 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記

2006年07月22日 [ Sat ]

療育の「倫理」

今日はちょっと堅いお話です。

先日、ある方とのメールのやり取りの中で、「三角頭蓋の脳外科手術」への意見を求められるということがありました。

その返事を書いていて、これって療育にかかわる親御さんが誰でも考えなければならない大切なことなんじゃないか、と思ったので、記事にしてみたいと思います。

「三角頭蓋」というのは、一部の方はご存知だと思いますが、ある種の頭蓋骨の奇形のことを言います。この奇形のために脳が成長できないことが一部の自閉症の原因(あるいは症状の増悪の原因)になっているという考え方があり、脳外科手術によって脳が成長できるようにすることで自閉症を治療する、あるいは症状を軽減させるという療育?法があるのです。

私はこれまでこのブログでこの話題を取り上げたことはありませんでしたが、私のこの療育?法に対する立場は、現時点では明確に「NO」です。

私がこの方法に否定的である理由は、これまでに何度か取り上げているキレーションの問題と、ほとんど同じです。

なぜ、「三角頭蓋」や「キレーション」に対して、私が否定的な立場をとるのかといえば、それは端的には、私の倫理観に反するから、です。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 23:30 はてなブックマーク | コメント(10) | トラックバック(0) | そらまめ式

2006年07月21日 [ Fri ]

いえるかな?あいうえお(ブック?レビュー)

よくよく考えてみると、このおもちゃのレビューをちゃんとしていませんでした。
このおもちゃを療育にどう活用するかという「実践プログラム」の観点から、改めて紹介してみたいと思います。

aiueo.jpg


いえるかな?あいうえお 音のでるたのしいおけいこえほん
和田 ことみ
ポプラ社

いわゆる音声モジュール(ボタンなどを押すと、歌や動物の鳴き声や楽器の音などが出る仕組みになっているもの)のついた絵本です。
最近ではさまざまな種類があり、本屋さんの幼児向け絵本のコーナーにずらっと並んでいるので、ご存知の方も多いと思います。

その中で、これは、あいうえおの五十音を発音してくれるモジュールのついた絵本です。類書がいくつかあるだけでなく、一般的なおもちゃの中にも同じ機能のものがあり、我が家でもいろいろ試しましたが、最終的にこのモジュール絵本が最もすぐれていて使いやすい、ということが分かりました。

そのポイントとしては、

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:26 はてなブックマーク | コメント(4) | トラックバック(0) | 実践プログラム

2006年07月20日 [ Thu ]

科学哲学の冒険(ブックレビュー)

今回の出張で読んだ本の2冊め。


科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる
戸田山 和久
NHKブックス

1 科学哲学をはじめよう―理系と文系をつなぐ視点
 科学哲学って何?
 それは何のためにあるの?
 まずは、科学の方法について考えてみよう
 ヒュームの呪い―帰納と法則についての悩ましい問題
 科学的説明って何をすること?
2 「電子は実在する」って言うのがこんなにも難しいとは―科学的実在論をめぐる果てしなき戦い
 強敵登場!―反実在論と社会構成主義
 科学的実在論vs.反実在論
3 それでも科学は実在を捉えている―世界をまるごと理解するために
 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう
 そもそも、科学理論って何なのさ
 自然主義の方へ

面白い本です。
でも、自閉症療育という観点からはさすがに方向性がかなりずれているので、特におすすめできる本ではないかもしれませんね。

でも実は、ちょっと違う観点から読むと、自閉症を理解するための大きなヒントが隠れているように私には思えるのです。

続きがあります・・・

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2006年07月19日 [ Wed ]

PECSフェーズ4問題の「答え」

かなり前にも書きましたが、PECS(絵カード交換式コミュニケーション療育法)では、フェーズ3から4に移行する際に、これまで1枚のカードで済んでいた要求表現を、わざわざ複数のカードと「センテンス・ストリップ」を使わなければならないように「ルール変更」します。

このように、同じ結果(リターン)を得るための行動(コスト)がただ増えるというのは、コミュニケーションとしてはむしろ「退化」なのではないか、ということがずっと気にかかっていて、当ブログでもフェーズ4以降については十分に書けていませんでしたし、我が家の療育としても、フェーズ4に進む代わりに、スケジュールに移行することを選択しました。

そんなわけで、この問題については永らく塩漬けになっていたのですが、先日、PECSの創始者であるアンディ・ボンディ先生の講義を受ける機会があり、この疑問について直接本人に聞くという非常にラッキーな経験ができたので、まずはその結果をまとめるところから、この「PECSフェーズ4問題」を改めて考えなおそうと思います。

続きがあります・・・

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2006年07月18日 [ Tue ]

我が家のPECSスケジュール−さらに修正。

先日、作り直したPECSスケジュールですが、さらに一部直しました。



↑再修正の最大のポイントは、時計を改造してしまったことです。

 もともと、まだ到底時計が読める段階に入っていない娘に、普通の三針式の時計がわかるとは思えなかったので、「時計の改造」は当初から検討していました。
 ただ、これまで下げていた時計はある程度の値段がするもので、いじって壊してしまうとダメージが大きいので、改めてダ○ソーで400円の時計を買ってきて、分解して分針と秒針を引き抜いて外し、時針のみの時計を作りました。

続きがあります・・・

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2006年07月17日 [ Mon ]

ロボットの心―7つの哲学物語(ブックレビュー)

今回の出張で読んだ本のレビューなどを。


ロボットの心―7つの哲学物語
柴田 正良

第0章 プロローグ―サラの話
第1章 チューリング・テストpart1―ゆるやかな行動主義
第2章 チューリング・テストpart2―意味なき会話
第3章 中国語の部屋
第4章 フレーム問題
第5章 コネクショニズムって何?
第6章 感情とクオリア
第7章 エピローグ―クオリアと善悪

毎回、出張のときに持っていく本には、多少のテーマ付けを持たせています。

そのテーマですが、最初のニューヨーク出張のときは「心理学の哲学」、前回の韓国出張のときは「アフォーダンス」、そして今回は「コネクショニズム」でした。

本書は、コネクショニズムに近い哲学者である著者が、「ロボットに心が持てるか?」という問いに、「多分、持てる」という立場からさまざまな考察を重ねていく本です。

それって自閉症に関係あるの?という質問が(いつものように)きそうです。
ちょっと遠回りな話になってしまいますが、私にとっては切実なくらい、関係があります

続きがあります・・・

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2006年07月16日 [ Sun ]

ソウル明洞おかゆツアー

今日は療育とはまったく関係ない話題です。

今回の韓国出張では、自由時間がまったくなく、仕事が終わったあとの夜にホテルの近所で食事をするくらいしか楽しみがありませんでした。

で、せっかくなら食事はこだわって食べてみようか(お金はないけど)、ということで、ホテル近くの韓国第一の繁華街、明洞(ミョンドン)で韓国がゆをひたすら食べることにしました(笑)。

韓国がゆというのは、要は普通のおかゆなんですが、いろいろな具が入っていておなか一杯になるし、全然辛くないので韓国料理が苦手な人でも大丈夫です。値段が安い(大体6000ウォン(720円くらい?)から食べられます)のも助かります。
一応韓国料理なのですが、店の名前からしても、多くの店は実は日本人が主なターゲットになっていて、日本語も通じます。でも、どの店でも、韓国人のお客さんも結構入っていました。

ソウルに行ったときのための参考になれば幸いです。

ロッテデパートヤングプラザ
↑ソウルの中心部にあるロッテデパート・ヤングプラザの正門前にある地下通路を通って大通り(南大門路)の反対側に出ると・・・

続きがあります・・・

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