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2009年07月06日 [ Mon ]
「七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!」をあえて読み解く(5)
七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!
七田 眞
KKロングセラーズ
このシリーズ記事では、七田式の本が語る自閉症についての「ストーリー」を、科学的根拠の乏しさは一旦脇において、一種の「ファンタジー」として読み解いたうえで、その「ストーリー」が自閉症児とその親御さんにとって有益なものになりうるのかどうかについて考えています。
自閉症についての「ストーリー」というものが、大きく分けて「障害の原因」と「療育法・治療法」から構成されると考えると、前回の読み解きでは、そのうち「療育法・治療法」を先に取り上げてきたことになります。
本書が述べる自閉症療育の中心には、「神としての脳」がある、と考えることができるでしょう。
続きがあります・・・
2009年07月02日 [ Thu ]
思わず笑った記事2つ&娘の話
このブログで取り上げている話題にも多少関係があって、読んだ瞬間に本気で笑った記事を2つ紹介します。(まあ、1つはほんとは笑ってられないんですが・・・)
1つめ。
http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=2789&reno=no&oya=2789&mode=msgview&list=new
母がある新興宗教にはまっていて正直、身内は困っています。
とある相談コーナーなのですが、内容がすごいです。
この記事の続きで中身を紹介しますが、先にリンク先で「面白さ」を噛みしめたほうが笑えると思います。
続きがあります・・・
1つめ。
http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=2789&reno=no&oya=2789&mode=msgview&list=new
母がある新興宗教にはまっていて正直、身内は困っています。
とある相談コーナーなのですが、内容がすごいです。
この記事の続きで中身を紹介しますが、先にリンク先で「面白さ」を噛みしめたほうが笑えると思います。
続きがあります・・・
2009年06月29日 [ Mon ]
「七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!」をあえて読み解く(4)
七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!
七田 眞
KKロングセラーズ
本書を、科学的裏付けの有無とは切り離した、一種の「仮想的な療育フレームワーク」としての仮説モデルないしストーリー、という視点で読んでいくとするなら、その「ストーリー」には、いくつかキーワードがあるように思います。
※以下、いちいち突っ込んでいくときりがないですし、あえて反論せずに本書の主張をそのまま書いていきます。実際にはほとんどすべての議論が「突込みどころ満載」であることは留意してください。
続きがあります・・・
2009年06月25日 [ Thu ]
療育用サイン体系をオープンな環境で学ぶ
自閉症児のコミュニケーション力を訓練するための療育技法の1つに「マカトン・サイン」というものがあります。
これは、PECSなどと同類のAAC(代替的・補助的コミュニケーション)技法の1つで、厳選された語彙に対してハンドサイン(手話)を割り当て、それを教えることで音声言語の苦手な自閉症児のコミュニケーションスキルを向上させようというアプローチです。(実際にはマカトン法はサインだけでなく、シンボルや音声言語も取り混ぜたより複合的なアプローチのようです)
続きがあります・・・
これは、PECSなどと同類のAAC(代替的・補助的コミュニケーション)技法の1つで、厳選された語彙に対してハンドサイン(手話)を割り当て、それを教えることで音声言語の苦手な自閉症児のコミュニケーションスキルを向上させようというアプローチです。(実際にはマカトン法はサインだけでなく、シンボルや音声言語も取り混ぜたより複合的なアプローチのようです)
続きがあります・・・
2009年06月22日 [ Mon ]
石川での講演について
既にご報告申し上げたとおり、昨日6月21日、石川県金沢市にて、「自閉症の認知システム〜家庭療育のヒント〜」という題目にて、お話をさせていただきました。

以下が、今回、講演で使用した配布資料になります。

↑PDFファイルですので、Adobe Readerを使って開くことができます。
資料からも分かるとおり、今回は、前回までのお話とはかなり趣を変え、私の1冊めの本『自閉症−「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』の内容を中心に、心の哲学や心理学の話題について、かなり突っ込んだお話をさせていただきました。
内容的に難しいというか、あまり一般的にはなじみがないようなテーマについてお話しすることになりましたので、今回はスクリプト(話す内容についての原稿)もかなりしっかりとしたものを準備して臨みました。(逆にいうと、今回は配布資料だけでは、実際に話した内容があまり見えてこないようになっていると思います。)
なお、今回用意した「スクリプト」については、2時間半分の分量があり、読み応えもあると考えているので、少し加工して読み物として読みやすくしたうえで、当ブログのシリーズ記事として連載しようかと考えています。
ともあれ、こういったタイプの一般講演として「異色のテーマ」だったと思いますが、こういったお話をさせていただく場をご用意くださったいしかわTEACCH研の皆様、そして雨が降ったり暑かったりとめまぐるしく変わる天候のなか、ご足労いただいて講演に参加くださった皆さん(大変たくさんの方にお越しいただいて、感激しました)、本当にありがとうございました。
素人の講演でお聞き苦しいところも多々あったかと思いますが、もしまたご縁がありましたら、よろしくお願いします。
続きがあります・・・

以下が、今回、講演で使用した配布資料になります。

↑PDFファイルですので、Adobe Readerを使って開くことができます。
資料からも分かるとおり、今回は、前回までのお話とはかなり趣を変え、私の1冊めの本『自閉症−「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』の内容を中心に、心の哲学や心理学の話題について、かなり突っ込んだお話をさせていただきました。
内容的に難しいというか、あまり一般的にはなじみがないようなテーマについてお話しすることになりましたので、今回はスクリプト(話す内容についての原稿)もかなりしっかりとしたものを準備して臨みました。(逆にいうと、今回は配布資料だけでは、実際に話した内容があまり見えてこないようになっていると思います。)
なお、今回用意した「スクリプト」については、2時間半分の分量があり、読み応えもあると考えているので、少し加工して読み物として読みやすくしたうえで、当ブログのシリーズ記事として連載しようかと考えています。
ともあれ、こういったタイプの一般講演として「異色のテーマ」だったと思いますが、こういったお話をさせていただく場をご用意くださったいしかわTEACCH研の皆様、そして雨が降ったり暑かったりとめまぐるしく変わる天候のなか、ご足労いただいて講演に参加くださった皆さん(大変たくさんの方にお越しいただいて、感激しました)、本当にありがとうございました。
素人の講演でお聞き苦しいところも多々あったかと思いますが、もしまたご縁がありましたら、よろしくお願いします。
続きがあります・・・
2009年06月21日 [ Sun ]
石川にて講演を行ないました。
本日、石川県金沢市にて、「自閉症の認知システム〜家庭療育へのヒント〜」というテーマにて、お話をさせていただいてきました。
主催された、いしかわTEACCH研の皆様、本当にお世話になりました。
また、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
もう少し詳しいお話や、使用した資料などは、明日、あらためて記事を書いて掲載させていただこうと思っています。
主催された、いしかわTEACCH研の皆様、本当にお世話になりました。
また、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
もう少し詳しいお話や、使用した資料などは、明日、あらためて記事を書いて掲載させていただこうと思っています。
2009年06月18日 [ Thu ]
思わず
ちょっと目頭が熱くなった。
こんな風に、複数のことばを適切に組み合わせて使ったのは、ほとんど初めてなんじゃないかな、と思います。
少なくとも、この3つの単語は「一つながり」じゃなくてばらばらに覚えているはずのものだし、しかもマンドじゃなくてタクトだし。
こういうのって、定着するほど話す機会もないので、消えてしまう可能性が高いだろうなあ、とは思いますが、それでも、個人的にはここ最近では一番嬉しかった話題でした。
こんな風に、複数のことばを適切に組み合わせて使ったのは、ほとんど初めてなんじゃないかな、と思います。
少なくとも、この3つの単語は「一つながり」じゃなくてばらばらに覚えているはずのものだし、しかもマンドじゃなくてタクトだし。
こういうのって、定着するほど話す機会もないので、消えてしまう可能性が高いだろうなあ、とは思いますが、それでも、個人的にはここ最近では一番嬉しかった話題でした。
単純な脳、複雑な「私」(ブックレビュー)
最高に魅力的な「脳科学入門書」です。
単純な脳、複雑な「私」
著:池谷裕二
朝日出版社
第1章 脳は私のことをホントに理解しているのか
第2章 脳は空から心を眺めている
第3章 脳はゆらいで自由をつくりあげる
第4章 脳はノイズから生命を生み出す
池谷裕二氏は、私がいま一番注目している脳科学者です。
その理由は、以前池谷氏の別の本をレビューしたときにも書きましたが、彼が、脳を複雑系ととらえていて、その「複雑系らしさ」へのまなざしを死守しながら、何とか還元主義的な科学のフォーマットで研究していくという独特なスタンスをとっているからです。
脳科学者でありながら、還元主義者ではない。
そして、還元主義者ではないけれども、心身二元論者でもない。(むしろ、本書を読んでいくと、池谷氏が唯心論寄りであることが伺えます)
もちろん、還元主義の限界を見据えつつも、決して疑似科学に近づいていくことはない。
そういう池谷氏の科学者としてのスタンスに、私は強く共感します。
本書は、そんな池谷氏の視点から整理された脳科学の最新の研究成果が、母校の高校生たちに向けて噛み砕いて語られた、口語体の「講義録」です。だから、とても刺激的で、新鮮な驚きに満ちていて、しかもとても読みやすいです。
続きがあります・・・
単純な脳、複雑な「私」
著:池谷裕二
朝日出版社
第1章 脳は私のことをホントに理解しているのか
第2章 脳は空から心を眺めている
第3章 脳はゆらいで自由をつくりあげる
第4章 脳はノイズから生命を生み出す
池谷裕二氏は、私がいま一番注目している脳科学者です。
その理由は、以前池谷氏の別の本をレビューしたときにも書きましたが、彼が、脳を複雑系ととらえていて、その「複雑系らしさ」へのまなざしを死守しながら、何とか還元主義的な科学のフォーマットで研究していくという独特なスタンスをとっているからです。
脳科学者でありながら、還元主義者ではない。
そして、還元主義者ではないけれども、心身二元論者でもない。(むしろ、本書を読んでいくと、池谷氏が唯心論寄りであることが伺えます)
もちろん、還元主義の限界を見据えつつも、決して疑似科学に近づいていくことはない。
そういう池谷氏の科学者としてのスタンスに、私は強く共感します。
本書は、そんな池谷氏の視点から整理された脳科学の最新の研究成果が、母校の高校生たちに向けて噛み砕いて語られた、口語体の「講義録」です。だから、とても刺激的で、新鮮な驚きに満ちていて、しかもとても読みやすいです。
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2009年06月17日 [ Wed ]
石川にて講演を行ないます(再掲)
既にこちらのブログでも一度お知らせしましたが、この週末、日曜日(6月21日)に、いしかわTEACCH研のお招きにより、石川県金沢市にてお話をさせていただくことになりました。
http://teacchishikawa.web.fc2.com/zikai.html
日時 6月21日(日)9:30〜12:30
場所 金沢市教育プラザ富樫 1号館121室
テーマ 自閉症の認知システム〜療育のためのヒント〜
講師 そらパパ
今回は、前回・前々回とは異なり、2冊めの本ではなく、1冊めの本の内容を中心に、心の哲学、心理学と「こころ」、一般化障害仮説、プロジェクトとしての家庭療育、科学の目、といったテーマについてお話しさせていただきます。
当ブログでも、偶然ですが、ここ最近、「療育を科学的に考えていくにはどうしたらいいんだろう?」といったテーマについての議論が多かったように思いますので、そのあたりもふまえながら、他の方が語るのとはちょっと違った「自閉症のお話」ができたらいいな、と思っています。
近隣にお住まいの方で、興味をお持ちいただけた方は、ぜひご参加ください。
http://teacchishikawa.web.fc2.com/zikai.html
日時 6月21日(日)9:30〜12:30
場所 金沢市教育プラザ富樫 1号館121室
テーマ 自閉症の認知システム〜療育のためのヒント〜
講師 そらパパ
今回は、前回・前々回とは異なり、2冊めの本ではなく、1冊めの本の内容を中心に、心の哲学、心理学と「こころ」、一般化障害仮説、プロジェクトとしての家庭療育、科学の目、といったテーマについてお話しさせていただきます。
当ブログでも、偶然ですが、ここ最近、「療育を科学的に考えていくにはどうしたらいいんだろう?」といったテーマについての議論が多かったように思いますので、そのあたりもふまえながら、他の方が語るのとはちょっと違った「自閉症のお話」ができたらいいな、と思っています。
近隣にお住まいの方で、興味をお持ちいただけた方は、ぜひご参加ください。
2009年06月15日 [ Mon ]
「七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!」をあえて読み解く(3)
七田式超右脳教育法で自閉症の子が良くなる!
七田 眞
KKロングセラーズ
このシリーズ記事、特にこの第3回目の記事以降では、上記の七田氏の本が「トンデモ本」であることを前提としつつも、この本が自閉症とその療育についてどのようなストーリーを語り、親がそのストーリーに従うことは自閉症児にとってどのような意味を持ちうるか、という観点からある程度本格的に読み解いてみようと思います。
続きがあります・・・
2009年06月11日 [ Thu ]
言葉よりずっと大切なもの−自閉症と闘いぬいた母の手記(立ち読みレビュー)
先日ちょっと触れた本ですが、いろんな意味で「頭の痛い」内容です。
言葉よりずっと大切なもの−自閉症と闘いぬいた母の手記
著:ジェニー・マッカーシー
WAVE出版
久しぶりにこのセリフを。
こ れ は ひ ど い
この本の内容を一言でいえば、自閉症児の母親の手記という形をとった「サプリメント系療法の推奨本」です。
著者はいろいろな療育法を試みるわけですけど、最終的な結論としては「GFCFダイエットとサプリメントによるイースト菌の排出で自閉症児がよくなった」ということになっているようです。
なので、簡単にまとめてしまえば、「ああ、よくある代替療法のエピソード本ね」で終わってしまうわけですけど、それ以外にもいろいろ考えさせられるところがありました(なので、立ち読みレビューを書いてみようと思ったわけです)。
続きがあります・・・
言葉よりずっと大切なもの−自閉症と闘いぬいた母の手記
著:ジェニー・マッカーシー
WAVE出版
久しぶりにこのセリフを。
こ れ は ひ ど い
この本の内容を一言でいえば、自閉症児の母親の手記という形をとった「サプリメント系療法の推奨本」です。
著者はいろいろな療育法を試みるわけですけど、最終的な結論としては「GFCFダイエットとサプリメントによるイースト菌の排出で自閉症児がよくなった」ということになっているようです。
なので、簡単にまとめてしまえば、「ああ、よくある代替療法のエピソード本ね」で終わってしまうわけですけど、それ以外にもいろいろ考えさせられるところがありました(なので、立ち読みレビューを書いてみようと思ったわけです)。
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2009年06月09日 [ Tue ]
授業参観
いま、娘が通っている特別支援学校は「授業参観ウィーク」になっており、いつでも授業を見学できます。
既に妻のブログで書かれていますが、せっかく見るなら混んでいなさそうな平日に見よう、ということで、今日、有給休暇をとって夫婦で娘の様子を覗きに行ってきました。
今日の時間割は、非常におおざっぱに言うと、朝の運動、集団の授業、個別の課題、曜日固有の授業(今日は音楽)、給食、という流れで、朝の運動から、給食を食べ始めるところまで、だいたい3時間ほど娘の様子を見ていました。
細かいことはあえて書かずに、気がついたところなどをいくつかまとめて。
続きがあります・・・
既に妻のブログで書かれていますが、せっかく見るなら混んでいなさそうな平日に見よう、ということで、今日、有給休暇をとって夫婦で娘の様子を覗きに行ってきました。
今日の時間割は、非常におおざっぱに言うと、朝の運動、集団の授業、個別の課題、曜日固有の授業(今日は音楽)、給食、という流れで、朝の運動から、給食を食べ始めるところまで、だいたい3時間ほど娘の様子を見ていました。
細かいことはあえて書かずに、気がついたところなどをいくつかまとめて。
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おもちゃ・あそび本
書籍ベストセラー








