自閉症児が抱える大きな困難の一つとして、自分の行動の結果としての環境からのフィードバックを適切に処理する能力の障害が考えられます。
それによって、健常児なら引っかからないようなちょっとした「部分最適行動」から抜け出せなくなり、あまり望ましくない(全体最適でない)行動が固着してしまうのではないかと考えられます。

こう考えてくると、自閉症児が、行動のレパートリーが少なく、特定の「こだわり行動」を持ちやすいという問題と、環境とのかかわり(フィードバック処理)の能力が不足していることとが密接に関連している可能性が見えてきます。
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