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PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しました。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

2008年06月30日 [ Mon ]

「適応」という視点(13)

「適応という視点」のシリーズ記事は、今回が最終回になります。

自閉症児が抱える大きな困難の一つとして、自分の行動の結果としての環境からのフィードバックを適切に処理する能力の障害が考えられます。
それによって、健常児なら引っかからないようなちょっとした「部分最適行動」から抜け出せなくなり、あまり望ましくない(全体最適でない)行動が固着してしまうのではないかと考えられます。

tekio11.gif

こう考えてくると、自閉症児が、行動のレパートリーが少なく、特定の「こだわり行動」を持ちやすいという問題と、環境とのかかわり(フィードバック処理)の能力が不足していることとが密接に関連している可能性が見えてきます。

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posted by そらパパ at 22:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | そらまめ式

2008年06月25日 [ Wed ]

「世界のナベアツ」で興味深い記事と議論が。

興味深い記事が出ていたのでご紹介します。

http://news.livedoor.com/article/detail/3696173/

差別に対して過剰に反応する人たちが差別を助長する
2008年06月23日



 先日、BPOに視聴者からの意見としてこんな意見が掲載されていた。「3の倍数と3のつく数字だけアホになる」というネタで有名な「世界のナベアツ」の芸が、障害者(おそらく知的障害者)や顔面神経麻痺の人を傷つけているというのだ。


続きがあります・・・
posted by そらパパ at 22:14 | Comment(8) | TrackBack(0) | 雑記

2008年06月23日 [ Mon ]

「適応」という視点(12)

このシリーズ記事の最後の話題として、療育的働きかけを考えるにあたって私たちが見逃しがちなもう1点について考えたいと思います。適応度マップのイメージ図に戻りましょう。

tekio1.gif

ここまで、この図を使って「山を登る」などと簡単に説明してきましたが、実は、ここにも隠された前提(つまり、私たちがつい当たり前だと考えてしまって、実のところ検証せずに使ってしまっている「仮説」)があります。

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posted by そらパパ at 21:49 | Comment(5) | TrackBack(0) | そらまめ式

2008年06月19日 [ Thu ]

たのしくおどろう!DVDつき手あそびうた(ブックレビュー)

また出てました!


たのしくおどろう!DVDつき手あそびうた
監修:浅野 ななみ
成美堂出版

つい2年ほど前まではほとんど存在していなかった「書籍扱いのDVDつき手遊びうたブック」というジャンルですが、ここへきてほとんどすべての実用書出版社から出てきました。
(これまでの紹介記事は1, 2, 3 あたりです)

あまりに多いので、今回のレビューは月曜の定例記事ではなく、それ以外の日のサブ記事扱いにしました。(でも、意外とこの本はいいと思います!)

例によって、レビューは付属の「DVD」がどの程度療育に使えるのか、という「偏った視点」からのものです

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posted by そらパパ at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実践プログラム

2008年06月17日 [ Tue ]

初音ミクの活用法?

またもや初音ミクのネタです。でも今回も、自閉症とちょっと関係があります。
(一応解説。ちなみに初音ミクというのは、一言で言えば音声合成ソフトですが、リアルに歌を歌ってくれることと、キャラクタ性が付加されてネット上でアイドル的に扱われている点が今までにない特徴になっているソフトです。詳細はこちら

「かまぴーず moBLOG」さんで偶然見ていて、「なるほど、初音ミクのこんな使い方もあるのかー」と思った話題です。

そこで取り上げられていたのは、「初音ミクが歌う駅名シリーズ」という動画です。
例えば、こんな感じの動画です。


初音ミクにドラえもんのうたで山手線の駅名を歌わせてみた。

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posted by そらパパ at 20:52 | Comment(5) | TrackBack(0) | 実践プログラム

2008年06月16日 [ Mon ]

リンク一覧とブックレビュー一覧を更新しました。

最近多忙のためなかなか手がつけられずにご迷惑をおかけしていましたが、左サイドバーにある各種(シリーズ)記事のリンク集と、各種レビュー一覧のページを、今日現在の最新版に更新しました。

これで、現在までのほぼすべての当ブログの記事と、過去のブックレビューその他のレビュー記事に、この2つのリソースからアクセスができるようになりました。
posted by そらパパ at 22:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

「適応」という視点(11)

クレーン行動に固執している自閉症児に療育的働きかけを行なうことによって「絵カード交換」というより「適応度」の高いコミュニケーションを成立させ、さらにそれによってコミュニケーション能力その他の認知スキルを向上させて子どものもつ潜在的な「適応度マップ」自体を変化させ、やがては「ことばのやりとり」というさらなる「高み」を目指す・・・。

tekio9.gif

前回は、「適応的視点」に立った、このような新しい療育の視点・戦略について書きました。
この部分の議論は、療育的働きかけとはいったい何なのか? という本質的な問いに対する、1つの答えになっていると私は思います。

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posted by そらパパ at 21:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | そらまめ式

2008年06月09日 [ Mon ]

自閉症児のためのTEACCHハンドブック(ブックレビュー)

TEACCH必携書。


自閉症児のためのTEACCHハンドブック
(改訂新版 自閉症療育ハンドブック)
著:佐々木正美
学研ヒューマンケアブックス

第1章 TEACCHの基本理念と哲学
第2章 コミュニケーションへの指導と援助
第3章 学習指導の方法・構造化のアイディア
第4章 就労と職場での支援
第5章 余暇活動・社会活動の指導と援助
第6章 高機能自閉症・アスペルガー症候群とTEACCH
第7章 不適応行動への対応

本書は、以前紹介したこともある、「自閉症療育ハンドブック」の改訂新版です。

「改訂」とはいっても、実際には相当なレベルで書き換えが行なわれていますから、佐々木先生が書いた新しいTEACCHの本だ、と言ってもいいのではないかと思います。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 22:06 | Comment(6) | TrackBack(0) | 理論・知見

2008年06月02日 [ Mon ]

「適応」という視点(10)

前回の記事では、「クレーン行動から(ことばのやりとりではなく)絵カード交換へ」という療育的働きかけに対する、「適応的視点」からの積極的な意味付けとして、「クレーン行動に固執しているような発達段階の自閉症児にとっては、多くの場合、絵カード交換こそが『全体最適』であり、『ことばのやりとり』は全体最適にはなっていない」という考え方を示しました。

tekio8.gif

私たちはここで、前半で書いた「適応」の本質に戻る必要があります。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 21:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | そらまめ式

2008年05月27日 [ Tue ]

手影絵の動画を作りました。

自閉症療育とはまだ直接関係はありませんが、いつかは「関係があるもの」になるといいなあ、と思ってのんびりやっているのが、以前にご紹介したもう1つのブログ「MikuMikuDanceで手話・手あそび歌」です。

こちらのブログでは、MikuMikuDanceという3DCGソフトを使って、手話ソングや手あそび歌を作る試みをやっています。(この延長で、療育に使えるような動画が作れればいいなあ、と思っているわけですが、なかなかそこまではいけないかもしれません。)

以前の紹介記事では、それまでに作っていた3つの動画をご紹介しましたが、その後、もう1つ新しい動画を作りました。
それがこちらです。


MikuMikuDanceで手影絵に挑戦「こぶたぬきつねこ」【初音ミク】

幸い、この動画は割と評判がよく、動画を紹介するサイトなどでいくつか紹介されたりしました。
よろしければ、ブログの該当記事にてその辺りの詳細をご覧ください。
posted by そらパパ at 22:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2008年05月26日 [ Mon ]

「適応」という視点(9)

前回、「部分適応から全体適応への働きかけ」の具体例として、「クレーン行動から絵カード交換へ」という働きかけについて書きました。

tekio6.gif
↑部分最適行動から全体最適行動への働きかけのイメージ。

ところで、「絵カード交換」は、一般にはコミュニケーションという分野の「全体最適」だとは考えられていません。多くの方がイメージするコミュニケーションの全体最適は、「ことばのやりとり」でしょう。

だとすれば、ここで、私たちはなぜ、「ことばのやりとり」ではなく、「絵カード交換」に向かおうとしているのでしょうか?

この問いに対しては、2つの答え方ができると思います。

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posted by そらパパ at 21:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | そらまめ式

2008年05月20日 [ Tue ]

やる夫がアスペルガー症候群に興味を持ったようです

自閉症と関係のある話題とない話題、それぞれ1件ずつご紹介しようと思います。

まず、自閉症と関係のある話題です。

以前、「やる夫で学ぶ音楽史」というのを紹介したことがありますが、その「やる夫シリーズ」で、「やる夫がアスペルガー症候群に興味を持ったようです」というのが登場したようです。

やる夫がアスペルガー症候群に興味を持ったようです

ちなみに、21番で出てくる医師は「ヤブ医者」という設定、42番で出てくるほうの医師は「まともな医師」という設定です。

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posted by そらパパ at 22:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記

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